8月9日(木) 阿南の飲ませサビキ釣り

夏の飲ませサビキ釣り 延長戦。

お客さんは私を含めて3人みたいなので,のんびり ゆったり。



7時 出船。

満ち潮なので伊島まわりを避けて 南下して阿部沖へ。


イワシの群れを見つけて 釣り開始。



いつもこの瞬間はワクワクする。


最初の流し 最初の一シャクリでジギングをしている方にヒット。

60サイズの良型マダイが揚がってきた。


ジグにヒットするということは潮が効いて 活性が上がっている証拠。


プルプル…っとイワシが付いて

底まで落としていると 途中で止まった。


いきなりサバか…

回収しているとさらに重くなり

何かが追い食いしたようだ。



ブリ(標準和名)の幼魚 ツバス。

仕掛けにはサバ1匹とツバスが2匹掛かっていた。


あとから思えば この時点で 今回の釣りの結果は想像できたかも。


その後も仕掛けを入れるたびにツバス ツバス ツバス…

うれしくない入れ食いだ。


仕掛けが落ちる途中で素針に食いついてくるのは

メジカと呼ばれるマルソーダ。


珍しく ヒラソーダも掛かった。



これはイワシに食いついたヤツ。


今年はなぜかコイツが多い。



キツネと呼ばれるハガツオ。


カツオ3兄弟。



これで本ガツオがいれは いいんだけど。


イワシも居るけど そのまわりには何百 何千匹のツバスがいるようだ。



いくらイワシを掛けても すぐにツバスに食われてしまう。

10回イワシが付いても 底までたどり着けるのは1,2回。

うまく底に持っていけたとしても,即座にツバスの餌食に。


仕掛けを落とし イワシを掛けて ツバスが食いつき 仕掛けを回収 …

全く同じ作業の繰り返し。


鯛がいるのは分かっているのに そこまで仕掛けを運んでいけないもどかしさ。


とりあえず 鯛の顔だけは見ておきたいので 本意ではないが 鯛ラバ投入。



最初の流しから 当たった。

引きは弱いが ゴンゴンと頭を振っているので鯛やな。



40cm級の瀬戸内サイズ。

もう1匹 さらに小さいサイズを追加。


グッドサイズの鯛を狙いたいので

再び飲ませサビキに戻して 大物狙い。


しかし 掛かってくるのは ツバスばかり。


虚しい作業が延々と続く。


船頭さんもツバスの付いてなさそうなイワシの群れを探してくれているが

これだけツバスが走り回っているようでは

どこを流したところで同じような感じ。


午前中だけで30匹くらいは釣っただろうか。


状況が変わりそうにないので

伊島方面へ。



イワシが何かに追われているのか

群れはなかなかつかまらず すぐに消えてしまう。


ようやく掛かったと思ったら 即ヒット。

今回はツバスじゃなさそう。


そこでバタバタ暴れたわりには すんなり揚がってきた。



うれしい外道のカンパチ。


しかし これ1匹当たったきり。

イワシはどこへ行ったのやら。


伊島をぐるっと周遊したものの いい反応はなし。


蒲生田岬と伊島の間あたりでイワシのナブラ。

中層や底にもいるはず。

はい,いました。ツバス君。

ここもどうやらツバスに占領されているようで

プチツバス祭り。



船で10匹20匹釣ったところで 海の中には何千匹も泳いでいるので

状況としては 全く変わらない。


最初から最後までツバスたちに振り回された一日であった。


3人分の釣果。



小さい鯛は鯛ラバで釣れたもの。

60サイズはジグと飲ませサビキ。


ツバスはリリースしながらも30匹以上はイケスに放りこんだ。



このツバス軍団がイワシを食い尽くしてしまうのだろうか。

鯛はたくさんいるだけに ツバスが少なくなれば

まだまだチャンスがありそうな感じ…



本日の釣果 マダイ 〜42cm 2匹 カンパチ 
        ハガツオなど